虚無象のマンガ三昧

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zoom RSS 河合克敏著 「帯をギュッとね!」

<<   作成日時 : 2008/01/03 23:11   >>

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作者「河合克敏」は、1987年、少年サンデー増刊号でデビューしている。
その翌年、少年サンデー本誌で連載を開始したのが、この「帯をギュッとね!」である。
タイトルを見れば分かると思うが、柔道をテーマにしたマンガである。
少年サンデーという雑誌の性格上、コテコテのスポ根マンガではなく、軽めの内容になって
いる。
主人公は、「粉川巧」という少年で、やや影が薄いが、正統派の主人公になっている。
物語は、中学最後の昇段試験で、各地の中学校の実力者が集まり昇段試験を受けている
のだが(5人いる)、高校に進学したところ、その大部分が同じ高校に集まって・・・・・と言う、
非常にありがちな展開で、しかも当初は柔道部がないので、部を作るところから始まる。
つまり、先輩などがいないので、その余分な部分を描く必要がなく、団体戦が組める5人の
メンバーが集まっているという所に、美人女子マネージャーが登場という、ある意味少年
サンデーの定番とも言える話である。
軽いタッチではある物の、等身大の高校生のクラブが描かれているので、読者の共感を得、
単行本にして30巻というかなり長い連載になった。
絵のタイプは、どちらかと言えば(と言うかハッキリと)古いタイプの絵柄で、少年サンデー
以外の雑誌では、厳しかったかもしれない。
かなりヒットした後の連載は厳しい物だが、その次の作品である、競艇をテーマにしたマンガ
「モンキーターン」も単行本30巻のヒットとなったが、その辺りが限界であった。
限界とは、少年サンデー本誌での連載の限界で、案の定次の連載は「ヤングサンデー」と
いう青年誌に移っている。
話を「帯ギュッ(と言うように約された)」に戻すと、5人の少年、「粉川巧」「杉清修」「斉藤
浩司」「宮崎茂」「三溝幸広」に、主人公「粉川」の彼女「近藤保奈美」、その友人「海老塚
桜子」、美人(だよね?)教師で剣道の有段者で部の顧問となる「倉田龍子」が中心となり
物語はすすみ、スポーツ物に欠かせない主人公のライバルとして「藤田恵」が絡んでいく。
そのままなら、途中で厳しくなっただろうが、1年後輩にオリンピック級の実力を持つ少女
「来留間麻里」が登場し、高校柔道界のビッグイベント「インターハイ」「金鷲旗」などの
全国大会での全国レベルのライバルの登場などで、結局長い連載となった。
物語の舞台が、静岡県浜松市(作者の地元)に設定されており、私が当時仕事の関係で、
浜松に住んでいたので、結構そう言う点でも楽しみながら読んでいた。
この手のマンガは、結局は最後には主人公が勝つに決まっているのだが、それでもそこに
至るまでの話がなかなか濃い物になっているので、面白い。
スポ根物にある、汗みどろの特訓シーンも、コメディタッチの内容が、汗くささを消し、非常に
親しみやすい内容だったというのも、共感を呼んだのだろう。
作品としては10年以上前に終了しているが、今読んでもあまり古さは感じない。
高校での部活動という設定は、少々の年月を経ても、問題ないのだろう。
やたらと奇をてらう現在のマンガに食傷気味の中で読むと、ほっとする作品である。

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